活動のご報告
2月27日、区民の会では世田谷区長宛てに契約の見直し等を求める要望書を提出。その後、成城自治会館へ移動し、記者会見を開きました。 発起人の一人である稲葉康さんは、「歴史学者に著作者人格権不行使を求めることは、執筆と研究に対するリスペクトを欠…
2024年1月、「世田谷区史のあり方について考える区民の会」が立ち上がりました。 区民の会会員からの投稿を掲載します。(編集部) * * * 「世田谷区史のあり方について考える区民の会」は、区史編さんに係る著作権譲渡契約書の見直しを求め、保坂区長に…
2024年1月10日、東京都労働委員会で第4回調査が行われました。 組合は、「審査の実効確保の措置勧告の申立書」(以下、「実効確保の申立」)と、書証として木更津市史編集委員会の「著作権の取り扱いについて」、文化庁著作権契約作成支援システムを活用した…
11月17日、組合側は「準備書面2」を提出するとともに、世田谷区史編さん事案をこれまで担当されてきた公益委員と労働者委員の任期の切れる11月末までに話し合いのテーブルを設けるところまで進めることができないか、労働委員会に相談をしたところ、あっせん…
11月6日、東京都労働委員会で第3回調査が行われました。これに先立つ10月30日、世田谷区側が「準備書面1」を提出していました。主な内容は、次のとおりです。 ① 区史編さん委員の任期は「区史編さんの終了まで」 谷口さんへの区史編さん委員委嘱状は、当初…
世田谷区役所前の情宣活動(ビラまき、アピール)に参加するのは3回目になる。 ビラまきの準備をしていると、職員の方が何名かいらっしゃって、「敷地内に入らないように。敷地内での活動には許可が必要」とおっしゃる。 そもそも区役所前というのはパブリ…
10月6日、世田谷区役所前行動に引き続き、区への団体交渉の申し入れを行いました。 申し入れ先は、区長室秘書課と政策経営部(区史編さんの担当課)です。 保坂区長に「熟議」を求める 区長室秘書課に提出した保坂区長宛の「要請書」には、4月の区長選のさな…
9月1日、東京都労働委員会で第2回調査が行われました。組合側が「準備書面1」を出して迎えた調査でした。 組合側「準備書面1」では、おもに次のような内容を主張していました。 2017年の無断改ざんに関する区の主張への反論 世田谷区は答弁書において、区…
2023年7月21日、当該の谷口雄太さんと出版ネッツ・トラブル対策チームのメンバー3人で、団体交渉申入書と「声明」、賛同団体・賛同者一覧が掲載された書面を持って世田谷区を訪問しました。事前に区にはアポを取り、厚労省記者クラブにプレスリリースをして…
2023.7.15(土)、「歴史研究と著作権法―世田谷区史編さん問題から考える―」と銘打った緊急シンポジウムを開催しました。 世田谷区史編さん事業では、世田谷区は著作権を侵害した主体=加害者であるにもかかわらず、被害者(歴史学者)に対して「著作権譲渡…
7月15日に開かれた緊急シンポジウム「歴史研究と著作権法」は、自治体史を執筆する歴史研究者と著作権法の研究者をはじめ、さまざまな分野の研究者や実務家が登壇され、また会場からの発言も活発な熱い熱い学びの場だった。どの方の問題提起もそれぞれに示唆…
7月15日の「歴史研究と著作権法」のシンポジウムを聞きに行きました。私は日本史が好きなので、登壇された歴史研究者の方々のお話はとても興味深いものでした。今回のシンポジウムで「研究者は歴史記述の学術的精確性・妥当性に責任を持つ」「著書に誤りがあ…
7月15日(土)に青山学院大学 青山キャンパスにて開催したシンポジウム「歴史研究と著作権法―世田谷区史編纂問題から考える―」について報告します。 シンポジウムの概要は以下の記事をご参照ください。 https://setagayakushi-chosakuken.hatenablog.com/entry…
2023年3月末、谷口さんは区史編さん委員を解任されました。これを受け、4月14日、出版ネッツは世田谷区を相手取って、東京都労働委員会に不当労働行為救済の申し立てを行いました(5不第29号)。 請求する救済の内容は、 〇谷口さんへの委員委嘱解除をなかっ…
※賛同者一覧は出版ネッツ公式サイトをご確認ください※